小さい頃は、引っ込み思案で、
ニコリともしないね、と大人に言われるような人見知りでした。
人の輪に入るのが苦手。人前に出るのも苦手。
身体も弱くて病気がち。いじめにも合う。
そんな私も大人になり、なんとか就職。
体調が悪くても一生懸命に働いて、
給料は安いけど物欲はないし、貯金して、
このまま定年まで働けば老後は年金でどうにか生きていける
そう思っていました。
ですが
7年前パワハラにあい、
うつ病になり
15年ほど勤めていた会社を退職しました。
テレビでよく聞くような話です。
それが自分の身に降りかかるなんて
思ってもみませんでした。
心配してくれた元・同僚からの連絡で
職場での近況を聞きました。
ああ…
私がいなくても会社は成り立っているんだなあ…
そんな当たり前のことに気づきました。
40代で無職、独身、引きこもりおばさんになりました。
私の住んでいたところはド田舎で
一度就職すれば終身雇用が当たり前
な地域でした。
その当たり前なレールから外れてしまった私。
一生懸命働いて
病気になって
私バカみたいだなあ
感じる世界はどんよりとした灰色で
病院で薬をもらい
また家に引きこもる
薬でぼんやりした頭でそんな日々を繰り返しました。
人に会うのが怖い
話すのも怖い
怖くて再就職できない
老後にと思っていた貯金を切り崩しての生活です。
気づくと命を絶つことばかり考えていました。
スマホの検索履歴は、その方法で埋め尽くされていました。
衝動的に身を投げようとしたこともありました。
ですが手前で転んでしまい
身を投げることすらできないほど体が弱っていることに泣きました。
ネットで松田悠玄さんを見つける
そんなある日、とある方のブログにたどり着きました。
パソコン一台で家で稼ぎ生きている
そんなブログでした。
そこからどこをどう辿ったのか
気づくと、あるYouTubeにたどり着いていました。
それがメンター・松田悠玄さんとの出会いです。
メンターとは、ビジネスや人生における指導者や助言者を指す言葉です。この言葉の語源はギリシャ神話にあります。古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」に登場する老賢人「メントール」が由来とされています。
思い返すと大変失礼ではあるのですが
うさんくさい…
それが最初の感想でした。
それまで聞いたことのない
潜在意識、周波数、引き寄せの法則などとお話されているのです。
なにそれ
そう思いつつも、気づけばYouTubeで動画を見る日々。
この人についていけば就職しなくても家で稼げるようになるかもしれない
そう思い、家族に相談しました。
家族には反対されました。当然です。
時間がどれだけかかってもいい
身体と心を元に戻して、外に働きに行け
至極まっとうな、当たり前な反応です。
松田さんのことは忘れ、心配してくれている家族のいうとおりにしよう。
ですが数年たっても私は回復しませんでした。
家族には内緒で
ときどきこっそり松田さんの動画を見たり
こっそり教材を買ってみたりしていました。
ですがそれだけ。
行動に移せない。
あとで知りましたが、現状維持バイアスというのだそうです。
現状維持バイアス(Status Quo Bias)とは、変化を避けて現状維持を求める、現在の状況よりも好転するとわかっていても行動できない心理傾向を指します。
1988年に経済学者のウィリアム・サミュエルソン氏とリチャード・ゼックハウザー氏の「意思決定による現状維持バイアス」によって提唱されたそうです。
貯金はどんどん減っていく
人が怖い
再就職できない
負のループです。
そんなとき、YouTubeで松田悠玄さんがおっしゃいました。
『とりあえず やってみるんです』
ハッとしました。
松田さんのお言葉に
このままじゃこれまでの繰り返しだ
とりあえず、やってみよう!
そうして少しずつですが、行動に移し始めることができました。
現状維持バイアスとの戦いです。
とても手ごわい敵です。
松田さんの教材である、『ひまわりさんのアファメーション』を購入し、繰り返し聴いて、潜在意識に刷り込みながら、今も戦い続ける日々です。
わたしは松田さんから独りひっそりビジネスと潜在意識、周波数を教わりながら、独りでひっそりと家で稼ぎ、
心と身体をいたわり生きていくと決めました。
メンター・松田悠玄さんと、松田さんのメンターであるひまわりさんとの出会いに感謝します。
どうぞ、あなたにも新しい人生の道が切りひらかれますように。